【ペスト】(カミュ)が新型コロナの現代を映すと話題!
新型コロナの感染拡大が続く日本(2020年4月現在)。そんな中で感染症のパニックを描いた古典的名作『ペスト』が売れています…。
【ペスト】(カミュ)が新型コロナの現代を映すと話題!
【ペスト】(著者:カミュ)が新型コロナの現代を映すと話題になっています。
内容は…
アルジェリアのオラン市で、ある朝、医師のリウーは鼠の死体をいくつか発見する。ついで原因不明の熱病者が続出、ペストの発生である。外部と遮断された孤立状態のなかで、必死に「悪」と闘う市民たちの姿を年代記風に淡々と描くことで、人間性を蝕む「不条理」と直面した時に示される人間の諸相や、過ぎ去ったばかりの対ナチス闘争での体験を寓意的に描き込み圧倒的共感を呼んだ長編。
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新型コロナウイルスの感染拡大で、東京・大阪ほかに緊急事態宣言が出された2020年の4月。テレビ番組でも取り上げられました↓
Eテレで大反響!
NHK Eテレでは、この【ペスト】を取り上げた読書番組を特別に再放送!
視聴者からは多くの反響が寄せられました↓
【ペスト】闘う唯一の方法は?
「ペストと闘う唯一の方法は誠実さ」
という一節が作品中にあります。
自分にできることをする、ということ。
作品中に、感染の拡大が神様の計画ではない、と考える人物と神父の意見の相違があります。
ペストは、感染症は、神様のみ心かどうかは分かりません。
しかし作品中の医師は神様を否定します。
「神を信じていたら、人間を助けることは神に任せてしまう」
という理由で。
2020年の新型コロナもできることを誠実にしていくことしか、闘う方法はないようです。
アイキャッチ画像の出典:Amazon
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