『ダメな自分を救う本』書評:ダメな自分を救う最重要の秘訣とは?
『あーダメだ』と落ち込むときはありませんか?
私はあります。
ダメだ・もうイヤだ、そう思うあなたに希望を感じてもらえるような役立つ本をご紹介!
今回は『ダメな自分を救う本』書評について。
『ダメな自分を救う本』書評
『ダメな自分を救う本』著書は石井裕也氏。
パーソナルモチベーターで、セラピスト。
『心のブレーキの外し方』という著書がベストセラーになった方です。
ネットでは怪しいという声もありますが、タイトルにひかれて読んでみました。
多数のテクニックや潜在意識がどうの、と書かれていますので、もし気になった方がいたら、実際に手に取って読んで欲しいのですが…
ここでは、今日からできる、たった一つのこと=最重要の秘訣をご紹介!
ダメな自分がダメじゃない!
その方法の前に大前提のことを伝えます。
私がこの本を読んで、特にダメな自分が読んで、励まされたことがあります。
それは、ダメな自分がダメじゃない!!
理由は人間だからです。
ゴキブリはダメなんて思いません。
そして、今の自分が本来じゃないって心のどこかで(著者は潜在意識って言ってますが)思っているからです。
自分は向上したいのか?
嘘だ、嘘だ嘘だ、ってはじめは本を読んで疑いました。
でも、ダメって思うことは何かと比較してダメって思うことですよね。
○○ができないとか、○○さんと違って自分はダメだ、とか…。
何かできるようになりたいもの、何かなりたいものがあるので落ち込むのです。
じゃあ、なればいいじゃないか?
そういう論理になるのです、
しかし、できないから、なれないから落ち込むのにどうしたらいいの?
そう思いませんか?
お待たせしました、たった一つの方法があります!
ダメな自分を救う最重要の秘訣とは?
ダメな自分を救う最重要の秘訣とは…
今、この瞬間にできることを考えて、行動すること。
それだけです。
というか、それしかありません。
えええ!?できないよお!
と、思いませんか?
私は思いました。変わることなんてできないよって。
この場合、主語が抜けていて分かりにくいので、「周りを明るくする性格に変わる」ことができないとしましょう。
できないんです。人見知りなんです。一人が好きなんです、私は…。(自分の場合に当てはめてください)
そういうあなた。
ちょっと待って。
もう一度、たった一つの方法を読み返してみてくだい…
今この瞬間できること
ってあります。
できること、です。
明るく変わるという「できないこと」でなく、できることを考えて!って言っているわけです。
『ダメな自分を救う本』では、著者のがクライアントへカウセリングしたときの話しがあります。
その30代男性・独身の彼が数年間、家にひきこもった状態から社会復帰までの第一歩が…
なんとスリッパをそろえること、でした。
かんたんやん!小学生でも幼稚園児でもできるやん!
そう笑うなかれ。
真剣に、著者と男性は本当に真剣に考えて、その一歩を踏み出しました。
乱雑な部屋を片付けるとか、面接に行くとか、出来ないことをしませんでした。
できないことを考えて落ち込んで行動しないことはしませんでした。
一見、遠回りにみえる、スリッパをそろえる、その1歩が彼をのちに営業の仕事で活躍させ、結婚まで至らせたそうです。
『ダメな自分を救う本』のまとめ
ここで『ダメな自分を救う本』を一言でまとめると…
できないこと、でなく、できることをしよう!
という単純な法則。
目標を細分化するスモールステップの法則、とも呼ばれますが…
ダメだと思っているとき、ドツボにハマってるときは目から鱗(うろこ)な考え方です。
ふだんの生活、暮らしに役立つと幸いです。
あなたのスリッパは何ですか?
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