「世にも奇妙な物語」ズンドコベロンチョのネタバレ!正体は?

「世にも奇妙な物語」ズンドコベロンチョのネタバレ!正体は?

「世にも奇妙な物語」の「ズンドコベロンチョ」(2015年版)が2021年6月25日にフジテレビで再放送されました。

謎の「ズンドコベロンチョ」とは一体何なのか。その正体をネタバレ!

「世にも奇妙な物語」ズンドコベロンチョのネタバレ!正体は?

あらすじネタバレ

IT界の寵児・三上(藤木直人)は「情報こそが命」を信条とする博識な男。この世に知らないことなどないと自負していた。

しかし、周囲の人間が「ズンドコベロンチョ」という聞いたことのない言葉を使っていることに気づく。

検索しようとしても出てこない。みんな別々なことについて言ってるようだ。

「こんな所に、ズンドコベロンチョ見つけた!」
「ズンドコベロンチョ可愛いー」
「ズンベロ楽しい!」
「ウォー!ズンドコベロンチョ!」
「今日もズンドコベロンチョで頑張ろう!」
スレッドタイトル「俺の妹がズンドコベロンチョだったんだが…」
そのレスに対し「おめでとー!、心が癒されるー!羨ましい…」

祖母に会いに行ったが、口にしただけで恐れられる。

テレビで見かけた尾ひれ(?)から、三上が想像したキャラクター「ズンドコベロンチョ」はこちら↓

三上は、自ら書いたズンドコベロンチョくんの紙を持ってテレビ局へ行くが、警備員らに止められる。

家で目を覚ました三上。夢オチだ、と安堵。

そして三上は、2020年東京オリンピックの大使に選ばれた。

大使に就任したイベント当日。 会場は全国に生放送で式は進む。

しかし、「2020年東京オリンピック ズンドコベロンチョ・アンバサダーに任命する!」と発表された、三上は客席で驚いた。

そして就任のスピーチへ。「ズンドコベロンチョで…ブレークスルーして…ズンドコベロンチョでイノベーションを」

ズンドコベロンチョについて、にわか知識で意味不明な発言をする三上。

自分でも混乱してきた三上はついに・・・

ズンドコベロンチョってなんですか?

その結果、SNSに、 「ズンベロ知らないなんてありえない」という声が広まる。

ネット上が大炎上。 三上の評価は落ちてしまい…(おわり)

ズンドコベロンチョの正体

世にも奇妙な物語の作品の一つである「ズンドコベロンチョ」ですが、「​ズンドコベロンチョ」の正体って結局なんだったのでしょう?

三上は結局、わからないままでしたね。

銀座でズンベロ?寿司のようなもの?キャラクターのようなもの?江戸時代のころにはあった?

原作小説でも、ズンドコベロンチョの正体は明かされていない、のです。

というより、ない、のです。

ズンドコベロンチョの感想

まさに「世にも奇妙な物語」らしい、奇妙な世界。

自分は知らないワードを、みんなが普通に使っている。

検索しても、出てこない。知らないなんて馬鹿だと言われる。

草刈正雄さん主演版(1991年)は、プライドが邪魔して知らないことを聞けない人を皮肉った色合いが濃かったのですが、リメイクの藤木直人さん版(2015年)はよりコメディータッチになっていました。

当然、草刈さんのころより時代も変化したので、藤木さん演じる三上はネット検索するのですが・・・ヤフー知恵袋みたいなサイトで「ズンドコベロンチョってなに?」と質問があっても「ズンベロを知らないなんて!」と誰も教えません。(この質問のシーンが当記事の筆者はとても引っかかってしまいましたが…)

このネット検索がある時代にどう「ズンドコベロンチョ」をリメイクするのかは注目だったのですが、ちょっと伝わる「教訓」を変えてきたように感じます。

意味がない、というより、どうみても一つの言葉で定義づけられてない「ズンドコベロンチョ」というワード。

意味がない、というより、みんなが知ったかぶりして、質問者のことを責める傾向。

ズンドコベロンチョについて語っている人は、そのノリに合わせているだけでは?

本当の意味や正体なんてないのに・・・。

という印象を見ていて感じました。

ドラマ「ズンドコベロンチョ」とは、分からないことを解決したい心理的欲求を題材に描いたドラマですが…

1995年版は、知ったかぶりしないで聞こうよ、という教訓なのに対して、2015年版は、知ったかぶりしてる人々が作り出した奇妙な世界への警鐘のような…

いうなればオリジナル版では「裸の王様」だったのが草刈正雄さんだけだった印象なのに対して、

リメイク版では知ったかぶりしてる全員が「裸の王様」で、公的な場で意味を質問した藤木直人さん(三上役)は「裸の王様を裸だと指摘した子供」という印象です。

あくまでも筆者の印象ですよ。ほぼ同じストーリーですから。

でも、リメイク版でのネットの質問サイトで質問者が「そんなの知らないの」と炎上するシーンがあることで、印象が変わった・・・という感想を持ちました。みなさんはどう感じましたか?

画像出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000985.000000084.html

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