【ワンピース】ロビンに助けを求めたサンジが大炎上!原因・理由を徹底考察!
連載25周年を迎えた人気漫画【ワンピース】、「ワノ国編」も幹部戦と盛り上がっています。
ですが、最新の第1005話ではサンジがロビンに助けを求め、大炎上してしまいました。
一体なぜ、大炎上となったのでしょう。今回の記事ではネタバレを交えながら原因・理由を徹底考察します。
【ワンピース】サンジがロビンに助けを求める
第997話、敵の本拠地・鬼ヶ島を進むサンジ。その中にある遊郭から男女の声が聞こえてくる。
男「よいではないか。」
女「おやめください。」
なんと男が女の着物の帯を解こうとしていた。(シルエット)
サンジ「あれはワノ国特有のセクハラ“あーれー”」
とサンジは勇みよく飛び込む。
しかし、それは敵の女幹部・ブラックマリア(古代の巨大蜘蛛の能力者)が仕掛けた罠だった。(通称:「アーレートラップ」。)
女性に手出しできない(防御力すらも落ちる)サンジはブラックマリアの蜘蛛の糸に捕らえられてしまう。
第1004話、ブラックマリアはサンジにロビンを呼ぶように命じる。古代文字が読めるロビンは敵にとっても重要な人物だからだ。
最新の第1005話。ブラックマリアは身動きの取れないサンジを徹底的に痛めつける。
サンジ「助けて!!! ロビンちゃーーーん!!!
「人質になっちまった!! ごめん!!!」
「ロビンちゃんが来てくれなかったらおれは殺される~~~!!! 助けて~~~!!!」
罠であることは明らかであったがサンジはロビンに助けを求め、その声は鬼ヶ島中に響く。
そして終盤、ロビンとブルックが到着。ブラックマリアに強烈な一撃を与えてサンジを救出する。
女に釣られて、女に助けるの間抜けじゃない。
どうにも納得できない。頭脳プレーで影で支えるサンジが見たいんだよ。
ロビンに情けなく助けを求めるサンジに対して失望の声が上がっていました。
【ワンピース】サンジを擁護する声
ただ、そんなサンジを擁護する声も上がっています。その理由は何でしょうか。
サンジの精神的な成長
元々サンジは「ホールケーキアイランド編」でも見られるように“他人の為に自分を犠牲にする”精神が強い人物です。
(作中で)2年前の「エニエスロビー編」では以下のような展開がありました。
女幹部・カリファと激突したサンジ。女性相手に攻撃するのは自らの“騎士道”に反し、ボロボロになってしまう。
そこに仲間のナミが到着、サンジの代わりに戦うことにする。
ナミ「逃げ出す事も“騎士道”に反するのなら…せめてそっちは捨てなさいよ!!」
「ムダに死ぬ事は話が別よ!!」
サンジ「…..」
ナミはプライドの為に助けを呼べなかったサンジに激を飛ばしました。
さらに「ホールケーキアイランド編」でサンジは助けに来たルフィと激突、「助けてくれ…」と本心を打ち明けます。
プライドを捨て、ロビンという仲間に助けを求められるようになったサンジの精神的な成長とも取れます。
ロビンの成長
一方、ロビンサイドからも見てみます。
「エニエスロビー編」ではロビンは世界政府に捕らえられ、ルフィ達に助けられるヒロイン的なポジションでした。
そして、第1005話。
サンジを救助したロビンはブラックマリアに啖呵を切る。
ロビン「悪の組織にいた時間も長いの。仲間にひどい事されたらちょっと…出ちゃいそう…」
「私の“悪魔”の部分…!!」
そして、ロビンを逃げるサンジに対してウィンク交じりである言葉を投げかける。
ロビン「頼ってくれてありがとう。嬉しかったわ。」
もうロビンは守られるだけではなく、一味の立派な戦力です。
まとめ
- サンジは助けを求められるようになった
- ロビンも助けられるほど強くなった
この2つの出来事が第1005話のメイン、サンジもロビンも成長し互いを信用し合っています。
【ワンピース】ロビンに助けを求めたサンジが大炎上した根本的な原因
もちろん、上記の理由は分かります。ただ、大炎上した根本的な理由がある気がします。
「エニエスロビー編」が連載されていたのは2006年。今から約15年前の話です。
正直言うと【鬼滅の刃】の連載期間の約3倍の前のことは覚えてられないです。
筆者も当時から【ワンピース】を読んでいますが、「エニエスロビー編」で覚えていたのは以下ぐらいです。
- サンジがカリファに手も足も出ずに敗れる
- 駆けつけたナミに交代する
その為、第1005話を読んだ際、
- サンジが助けを呼ぶのは情けない
- 「エニエスロビー編」と似たような展開
といった印象を受けました。
第1005話は回想シーンもなく進んでおり、せっかくのサンジとロビンの成長を活かし切れなかったのが大炎上した根本的な原因ではないでしょうか。
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