【#不登校は不幸じゃない】全国100か所でイベント開催!子供たちの自殺を防げ!
夏休み明けの9月1日といえば、子供の自殺が心配される日。
「学校に行くのがツライ」
そう思い悩む子どもたちのために何かできないか?
不登校経験者が発起人となり「不登校は不幸じゃない」と呼びかけて、イベントが開かれました。
【#不登校は不幸じゃない】の概要
不登校経験者が呼びかけ
【まだ決まってないこと多いけど言っちゃう!助けて!】
8月19日に不登校の当事者だけが参加できるイベントをやります。9月1日(夏休み明け)は子供の自殺が一番多い日。
「死ぬくらいなら学校に行かなくていいよ。」
そんなメッセージと仲間、居場所が作れるような企画にしたい。仲間募集です。
— 小幡和輝 #不登校は不幸じゃない 発起人 (@nagomiobata) April 3, 2018
2018年8月19日、不登校経験者の小幡和輝氏が発起人となり、全国100カ所でイベントが開かれました。
1,500人以上が集まった各会場をつないだのは、ツイッターでの「#不登校は不幸じゃない」。
子どもの自殺を防ぐために企画された大規模なイベントでした。
いったいどんな反応があったのでしょうか。
【#不登校は不幸じゃない】の反響
全国各地で開催!新聞にも掲載される!
2018.08.23 東奥日報より
「#不登校は不幸じゃない」弘前会場の様子が掲載されていました。「当事者がおしゃべりしたりぐちを言ったり、つながっていける気軽に集まれる場をつくりたい」
9月19日午後1時、ヒロロにて集会を開催するとのこと。
問い合わせ(futoukouhirosaki@gmail.com) pic.twitter.com/t3WGaR0HJX— ぽっきい (@lrLlKgpXDVCnvNM) August 23, 2018
https://twitter.com/imo_fukumusume/status/1032523175987277824
https://twitter.com/gakuseitosyakai/status/1032261419616546816
2018年8月19日の #不登校は不幸じゃない のイベントで、自分の不登校体験をお話ししました。
不登校だった時はずっと苦しかったけれど、今は自分の居場所を見つけ、毎日充実した日々を送っています。
不登校でも大丈夫。
将来輝くことができる、あなたの命を諦めないでって伝えたい。 https://t.co/BCr1KY0jwS— 大滝真優 (@mayuotaki) August 25, 2018
https://twitter.com/yabnao/status/1031060225451671552
全国100か所で開催され、NHKほかメディアでも取り上げられました。
不登校の話しができる良い機会になったようです。
興味を持った方はツイッターで#(ハッシュタグ)をつけて、#不登校は不幸じゃない、で検索してみては?
【#不登校は不幸じゃない】に批判・疑問もあり!?
日本は病気や障害の方には優しくて理解もだいぶ深まったと思うけど、不登校には無関心か甘えと思われてる#不登校は不幸じゃない は世論を変えようとしてくれてるのは有難いけど言葉に違和感がある
悩んでる子達は不幸な状況にある子もいる。家庭環境が劣悪な子だっているし違う言葉ないかな。
— ぷるめりあ (@purumer91428023) August 25, 2018
#不登校は不幸じゃない
↑
確かに救われることもあるけど
私的には
不登校って言う枠に入ってることが不幸だと思う
中学を卒業したあとでも
「不登校だった」事実は変わりないから
それがコンプレックス何が言いたいかって言うとね
不登校の呼び方変えない?
— 聖女きんぐ。 (@seijoking_Lo1) August 22, 2018
この時期自殺するぐらいなら学校行かなくていいよ。という優しい言葉が美談とされます。
しかし、おなじ言葉と保護を人生を終えるときまでかけてあげる優しさが社会にないのであれば、いずれ、その子は行き詰まってしまう。
学校行かないのはよいが、別の場で勉強するしかない。と体験から思うのです。— 宝塚ファンの御園座株主 (@misonoza4154) August 26, 2018
元イジメられっ子で、無理矢理に登校続けた立場なので、特に理由なく不登校になってる子に対して寛容になれないところあるんだよね…
我ながらひどいバイアスかかってんな〜とは思う。
社会人より、ずーっと小学校中学校の方が閉塞感あって地獄だってのも知ってるのになぁ— ドロちゃん過激派の豆ぇ炭ん (@mametanusagi) August 9, 2018
小幡さんが掲げる #不登校は不幸じゃない への想いやに共感し、イベントを企画しようとした。動画も撮ろうとした。
けれども、どうしてもあと一歩が踏み出せなかった。
いろんなシーンがフラッシュバックして、涙がポロポロと零れた。まだ割り切れていないみたい。やっぱり僕は学校に行きたかった。
— おのたく / 赤髪のWEBライター (@onota_9) August 18, 2018
不登校の「不」がどうもマイナスイメージ。良い呼び方に変えたいという声は多いです。
美談かどうかはともかく「学校行かなくていい」というメッセージが甘いという考えもあるでしょう。
そして「不幸じゃない」と断言するのも、不幸な不登校の方もいるでしょうから違和感はあります。
…実際、筆者が不登校していたとき不幸でした。カウンセリングも無理矢理、受けさせられました。教室で声が出ないと言ったら先生は元気だせ、というような励ましをして何言ってるんだ状態でした。今思えば、カウンセラーにも色々いるのでしょう。
働き方改革が世間的に叫ばれ、命が大切という認識が広まる中、会社は辞めていいのに学校は辞められない現実があります。
この閉塞感はつらいです。大人より子供の方が生き延びるのは大変かもしれません。
【#不登校は不幸じゃない】のまとめ
絶賛されているイベントのようですが、賛否もあります。
ただ何かを始めるときは、批判があるもの。そんな事を恐れずに実行したことがスゴイですね。
何より、「#不登校は不幸じゃない」のイベントや取り組みによって、一人でも多くの命が守られますように、と願うばかりです。
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