2018年8月に亡くなられた、「ちびまる子ちゃん」作家のさくらももこさん。
仕事のために“民間療法”を利用していた、と女性週刊誌が報じています。
この報道を受けて“民間療法”がトレンド入り!
それもそのはず、過去に若くして亡くなった芸能人にも民間療法を選んだ人たちがいたのです。
さくらももこさんは“民間療法”で乳がんと向き合っていた!
週刊女性PRIMEによれば、さくらももこさんは、“民間療法”で乳がんと闘っていたとのこと。
あーっあーあーあーあーあーーー、嫌な予感的中した……:さくらももこさん、仕事のために “民間療法” で向き合った乳がんとの闘い https://t.co/Tqe1TPoOUk
— こなたま(CV:渡辺久美子) (@MyoyoShinnyo) September 3, 2018
“民間療法”がトレンド入り!
さくらももこさんが民間療法を利用していたと報じられた2018年9月4日朝には、「民間療法」がトレンド上位に!
画像出典:yahoo!リアルタイム検索
“民間療法”に対するみんなの反応
さくらももこさんが“民間療法”を利用していたという報道に、さまざまな意見が投稿されています。
“民間療法”に批判的な意見
“民間療法”に批判的な人たちからこ次のようなコメントが寄せられています。
- 「民間療法に頼ったために手遅れになることがある」
- 「民間療法はニセ科学」
- 「がんの民間療法は治る人を殺す」
癌に民間療法は何もしないより悪いです。なぜなら、民間療法に頼ってしまい手遅れになることがあるから。自分で民間療法を選んでしまうのは仕方ないのかもしれないけど、他人に民間療法を勧めるのは罪です
— kikumaco(9/7ベアーズ) (@kikumaco) September 3, 2018
トレンドに「民間療法」ってあったから、これは胡散臭いやつでは…と思って開けたら、さくらももこさんずっと民間療法に頼って亡くなったのか。ニセ科学で人が死ぬ最悪のケースやん。
— いふぇねこ@VRChat (@ifeneko_vrc) September 3, 2018
やはりそういうことだったか。がんの民間治療は治る人を殺す。犯罪だ。
再発してからは抗がん剤を使用するような、いわゆる標準治療をしていなかった
さくらももこさん、仕事のために “民間療法” で向き合った乳がんとの闘い https://t.co/yxpKtJp9vP @shujoprimeさん— こなみひでお (@konamih) 2018年9月3日
“民間療法”に走るのは抗がん剤治療の副作用が酷いから?
がん患者が“民間療法”に走るのを一概に否定できない。
抗がん剤治療の副作用が酷いから“民間療法”に頼るのでは…という意見も。
「真面目な人ほどハマってしまうという民間療法」とあるがどうだろう.抗がん剤治療の副作用が酷かったともあるし,がん治療がキツいから民間療法にいったのでは?#さくらももこさん 、仕事のために “民間療法” で向き合った乳がんhttps://t.co/msc5EK1gnc
— 青樹量 (@RyoAoki_5) 2018年9月3日
民間療法に効果があるか、是非は別として、抗がん剤治療・放射線治療を間近で見てきたから、それの効果も副作用の壮絶さもよく分かる。だからこそ民間療法に縋る人を哀れむことに物凄いモヤモヤするよ私は。
RT
— ぎょぎょ@世紀末雄尻スト (@gyogyo1104) September 3, 2018
がんと闘うために、“民間療法”を選択するのは「悪」と決めつけられないもところはあるのかもしれません。
もちろん“民間療法”で、ワラにもすがりたいがん患者から暴利をむさぼる者たちは許すことができませんが…。
“民間療法”を利用していた芸能人&有名人
乳がんを“民間療法”で治そうとしていたという芸能人だと、昨年34歳の若さで亡くなった、小林麻央さんが思い浮かびますね。
小林麻央(乳がん)
小林麻央さん、標準治療を受け入れず… 命を奪った忌わしき「民間療法」 https://t.co/atpIe183BP #デイリー新潮
— 彩ますみ(MASUMI) (@masumi_sai) 2017年9月12日
小林麻央さんは、気功に頼っていたといわれています。
さくらももこさんは小林麻央さんと同じ病院に通っていたということも言われていますが、小林麻央さんが通っていた「首藤クリニック」は昨年業務停止命令を受けていたはず。その前まで通っていたということなのでしょうか ?
小林麻央さん通院していた表参道首藤クリニックの水素温熱免疫療法にネットざわつく【業務停止命令】 https://t.co/ZGi1OqUQUf #首藤クリニック #小林麻央 #病院
— kmokmos.. (@kmokmos_) July 4, 2017
スティーブ・ジョブス(膵臓がん)
世界的に有名なこの方も民間療法に傾倒していたようです。
スティーブ・ジョブスも早期手術で治る膵臓癌を見つけたのに、民間療法で治そうとしてむしろ悪化させ、本人は後悔したと没後話題になりましたよねhttp://t.co/bSxynCDhjT
— luv4spike (@luv4spike) August 31, 2014
ガン遺族として強く言わせてもらうが、かつて世界一の金持ちがガンになり世界一の民間療法をしたんだけど、全く効果がなくて最後に通常医療に頼ったけどすでに手遅れだったことがあったのよ。
一般人がその人より良い代替医療が受けれんのか?
その名をスティーブ・ジョブズと言うんだけどな。— ねこマタギ (@nekomatagi_gaku) September 3, 2018
MacやiPod、iPhone、iPadという最先端のデバイスの生みの親が、民間療法を利用していたというのは衝撃でしたね。
川島なお美(胆管がん)
54歳で亡くなられた女優の川島なお美さんは、純金製の棒を使って邪気を取り払い、生命エネルギーを正すという「ごしんじょう療法」というものに頼っていたとか。
【ごしんじょう療法】川島なお美さんが頼った民間療法とは? http://t.co/fLqbxlSAFD
— ハフポスト日本版 (@HuffPostJapan) September 27, 2015
“民間療法”の利用は本人の選択 ?
過去の週刊文春には、「がん患者の半数が民間療法をしていると言う現実」という記事が出ていました。
がん患者の半数が民間療法を利用しているという現実──実際に体験してみて #乳がん #民間療法 https://t.co/JggNh0vuoX
— winwin (@win555_win) September 4, 2018
- 化学療法で行き詰まったから民間療法に走る。
- 抗がん剤の副作用が酷いから民間療法に頼る。
- 化学療法もとるが緩和ケアとして民間療法をとる。
- もともと西洋医学より東洋医学を信じている。
がん治療に“民間療法”を使う理由は、人それぞれです。
筆者はがんにかかったことはないのですが、一昨年、大腸がんで亡くなった友人の話では、がんの痛み、抗がん剤による苦しみは相当なもののようでした。
手術で一度は摘出したものの、ほんの数カ月で再発・転移してあとはあっという間。
最後はもうとにかく痛みを少しでも抑えて最後を迎えたいと緩和ケアを選んだのです。
“民間療法”も詐欺まがいのところだけでないでしょうし、それだけで治すと思っている人だけでなく、緩和ケアや免疫アップのために利用している人もいる。
がんとの向き合い方は、本人の選択によるものでしょうが、民間療法だけを盲信して手遅れにならないよう、化学的治療や検査も受けたほうがいいでしょう。
その前に、がんを早期発見するための検査も大切ですね!
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