ゲームのチート、リーク、解析に元開発が悲痛な訴え!最大の問題点は?

皆さん、ゲームを楽しんでいますか。コンシューマーやソシャゲなど数多くのゲームが開発され、世の中に出ています。

そんな中、元開発にいた人物がゲームのチート、リーク、解析に対して悲痛な訴えを出し話題になっています。

一体、チート、リーク、解析は何が問題なのでしょうか。

元開発者のチート、リーク、解析に対する訴え

この元開発者はかなりチート、リーク、解析に対してお怒りです。何が問題なのでしょうか、順にみていきます。

1.チートの問題点

チートとは「ずるい」という意味を持っており、ゲームでは不正行為(ルール)違反を指します。

例えば最大の攻撃力が100のキャラを200にしてしまう行為が当たります。

もし、対戦ゲームでチートを使うプレイヤーがいればルールを守っているプレイヤーに勝ち目はありません。

さらにチートに対応するために他のプレイヤーがチートに手を出すと言った悪循環も生じます。

こうなるとゲームとしては成り立たなくなり、ゲームが意味がなくなります。

ゲームを開発者が本来意図しない形に改変するのは著作権の観点から見てもアウトです。

2.リークの問題点

リークは情報解禁前にゲームの情報を発信する行為を指します。つまり、情報漏えいです。

例えば、ソシャゲのキャラのリリース日(ガチャに登場する日)や性能などを解禁日前に発信する行為が当たります。

例えばリークで「このキャラは強くないからガチャを引く意味がない」となるとプレイヤーは「課金しなくていい」となります。

こうなると収益が上げられないのでゲームの運営が続けられなくなります。

3.解析の問題点

解析とはゲームのプログラムなどを明らかにする行為です。

プログラムはゲームを動かす大事な部分であり、これが外部に漏れると同じゲームが作れてしまいます。

もし、解析による情報が元でライバル会社に似たゲームを先に出されたらもうゲームを作る意味がなくなってしまいます。

最悪の場合、ゲーム会社が吹き飛んでしまいます。

さらにチートツールの作成やリークとも結びついている根深い問題です。

元開発者への反論

一方、2のリークに対して以下のような反論が出ました。

この方はソシャゲのガチャに対して「商品や販売のやり方が粗悪ではないか?」としています。(もちろん、この方はチート、リーク、解析は悪いことである前提があります。)

確かにソシャゲのガチャは1回300円、10連で3000円と高額です。欲しいキャラがあると何千、あるいは何万とお金を掛けるのもざらです。

天井と言って一定の課金に達すると好きなキャラを選べる救済システムもありますが金額は3万以上、ゲーム機本体と新作のソフトが買える値段です。

かなりの出費で、「なるべく課金を抑えたい」というのはプレイヤーの多くが持っている考えです。

「人気ないキャラの復刻の後に人気の新キャラを出すのは開発のやり方が悪い」、「課金すべきか効率的に判断したいから今後の情報が欲しい」とリークと結びついてしまうのも分かります。

  • 開発:リークされると儲からない
  • ユーザー:課金を押さえたいからスケジュールを知りたい

と開発とユーザーの利益は相反するところにあります。

チート、リーク、解析が引き起こす最大の問題点

  • チート
  • リーク
  • 解析

に共通するのはゲームから人が離れたり、収益が上げられなくなることです。

さらにこの元開発者はチート、リーク、解析、対策のために時間や技術を割かなければならず、本来の開発の使命である「面白いゲームを作る」が疎かになるとしています。

これではゲームを作っている開発は報われません。

筆者としては開発の意欲が無くなり、面白いゲームが生み出されなくなる、これがチート、リーク、解析の最大の問題点ではないでしょうか。

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